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そらいろ
SEとして7年の経験があるそこそこのエンジニア。
スキルセット:C#/VB.net/HTML/CSS/JavaScript/PHP
DB:Oracle/SQLServer他etc
専門はWebアプリケーション。データ分析やRPAにも精通。
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【要点整理】億を稼ぐ積み上げ力を読んでみた!【意識革命の書】

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今回は「億を稼ぐ積み上げ力」を読んでみた書評を行っていこうと思います。

この本はブログ界隈では有名なマナブさんという方が執筆した最初の本になります。

マナブさんのブログやYoutubeは拝見させて頂いていたので、本書が発売すると聞き発売日に即購入しました。

内容は期待通りで積み上げを行う方法や必要性を理解することができました。

ブログライティングのプロが書いている本なので、読みやすくすぐに読み終わってしまいます。

画像もなしにここまで人を惹きつける文章を書くことができるスキルを単純にすごいと思ってしまいます。

書いてある内容だけでなく、本の文章構成を見るためだけに購入する場合でも勉強になるのではないかと思います。

目次

マナブさんのプロフィール

名前坂内学
生年月日1990年5月24日(2020年現在:30歳)
活動拠点タイのバンコク
経歴新卒でセブ島に就職→11ヶ月で退職→フリーランス→起業→起業失敗→ブログを書きまくる→ブログ収益7桁達成→ブログ収益8桁達成。
専門ブログライティング、SEO、プログラミング

マナブさんとは、ブロガーとして月に7桁の収益を継続して出している、ブログ界の有名人です。

7桁ということは100万以上が月に入ってくるお金ということ。

具体的には800万円ほどをひと月で稼いでいた時期もあったようです。

マナブさんは活動内容は下記のようなものがあります。

マナブさんの主な活動内容

他にも教材の販売やコミュニティの運営などを行っているようです。

年収は1億を突破しているとかなんとか。すごすぎです。

億を稼ぐ積み上げ力の感想

本書を開くと「楽して稼ぎたい人は、この本を読まないでください。」という衝撃の一言で始まります。

この本を読めば簡単にお金を稼ぐノウハウが学べるのではないかと思っていた、自分の浅はかな思考が見透かされているようでした。

それはそうですよね。

本のタイトルにある「積み上げ力」というワードから、日々努力しなければいけないということが透けて分かっていたのですから。

こちらの本にはマナブさんが考える「成功するための思考と行動について」がまとめられています。

儲け方の本ではないということを念頭に置いておく必要があります。

全部は語りつくせないですが、個人的にためになった部分をお話します。

朝起きたら、何があっても、絶対に○○する

「朝起きたら、何があっても、絶対に○○する」。

この言葉は本書の最初と最後に出てくる行動のテンプレになります。

「朝起きたら、何があっても、絶対にブログを書く」や「朝起きたら、何があっても、絶対にプログラミングを行う」といったように使います。

これがマナブさんの言う積み上げ力であり、本書の結論になります。

このことが理解できて実行できているのであれば、本書を買う必要はないとまで記載されているほどです。

このテンプレには「習慣化」をしろという意味が込められています。

気合や根性ではなく日常生活レベルまでに習慣化すること。

そうなってしまえば、たとえ成果が出なくても常に積み上げていけるようになるとのことです。

高速で成長する「スーパーサイヤ人理論」

個人的に一番響いたと思う部分が「スーパーサイヤ人理論」です。

スーパーサイヤ人はドラゴンボールで登場する強化モードですね。

「サイヤ人は瀕死の状態から完全回復すると戦闘力がグンとUPする」という設定があるのですがこれになぞらえた考え方です。

今回の話に置き換えるとピンチな状況ほど高速で成長することができるという考え方になります。

確かに社会人になってすぐの時は知識がなくピンチになるときが多くあり、日々成長していたことを覚えています。

今では仕事にも慣れ、なかなかピンチの場面が発生しません。

現状を振り返ってみるとここ何年かは大きく成長したという実感がないことに気づきました。

僕に足りていなかった要素はまさにこれだったのかもしれません。

ちなみにサラリーマンは負荷が弱すぎるので成長しづらいようです。

人生で捨てるべき無駄なモノ

人生で捨てるべき無駄なモノ リスト
  • 歪んだプライドを捨てよ
  • 固定観念を捨てよ
  • 贅沢な生活を捨てよ
  • 退屈な仕事を捨てよ
  • 無駄な交流を捨てよ

無駄なモノを捨てることで、人生がスムーズに動くようになると説明されています。

ミニマリストの僕としては「贅沢な生活を捨てよ」と「無駄な交流を捨てよ」はクリアしてました。

自慢ではないですがこの一年、無駄遣いもしてなければ友達と遊んだりもしていません。

自分に利を生むものであれば積極的に接しますが、なかなかそういったものもないのでこういった結果になっています。

「固定観念を捨てよ」は最近考え始めた内容がマッチしました。

本書では給料の金額の固定観念について触れています。

僕は20万円や30万円の月収を当たり前と考えている思考が頭の中にあり、月収100万と聞くと怪しいことをしているのではと勘ぐってしまいます。

固定観念にとらわれていると今の給料が当たり前と考え自分を安く見積もってしまう結果になるようです。

他の2点は概要だけ紹介します。

「歪んだプライドを捨てよ」ではプライドが邪魔をしておかしな思考になってしまうことを危惧しています。

「退屈な仕事を捨てよ」では今の仕事がつまらなければ、別の仕事にチャレンジすることを勧めています。

焦らずコツコツが成功をもたらす

「1ヶ月頑張ったけどダメだった」とか早期に「自分には合わない」と考えてしまうのは焦り過ぎです。

「石の上にも3年」という言葉がありますが、本書では「石の上には3ヶ月ぐらい」という言葉を推しています。

マナブさんは、今取り組んでいることを3ヶ月スパンで見直すようにしているとのことです。

3ヶ月間は一先ず無心で続け3ヶ月経った頃に軌道修正する。

そのようにすることで途中で投げ出してしまうことを防ぎ、着実に成果に繋げられるようになります。

また、焦ってしまう要素の一つに他人との比較があります。

ブログで収益化を目指していると1ヶ月そこらの人が自分より収益を出していてびっくりします。

自分も手を抜いているわけではないのにこんなにも序盤で差がついてしまうとさすがに焦ってしまいます。

ここで考えなければいけないのはライバルが誰かということです。

本書では、「ライバルは昨日の自分」という風に記述されています。

他人と競い合ってもそこには経験の差が隠れていたりするので、あまり周りを気にしないのが得策かもしれません。

第6章だけは未来の話

本書は積み上げ力をテーマにコツコツ作業するコツなどを紹介していますが、最後の第6章だけ少し違います。

第6章にはマナブさんが考えるこれからが記述されています。

今後日本にやってくるのは超格差社会。

行動力の乏しい人はどんどん失業する未来が予測されています。

そうならないための方法やこれから起こる変化の波、どう生きていくべきかがまとめられています。

正直この章の内容だけでも本書を購入してよかったと思えます。

「朝起きたら、何があっても、絶対に○○する」ことを理解して行動できれば本書を買う必要がないと序盤に書かれているのですが、とんだハッタリです。

第6章を読むためだけに、この「億を稼ぐ積み上げ力」を購入するべきだと思います。

是非読んでみて頂きたい内容です。

まとめ

これから何かに挑戦しようと思っている人にはぜひ読んでもらいたい本になります。

簡単に成果が出るようなことはなく、コツコツ積み上げることが大切だという思考に行きつくはずです。

個人的にはもう少しマナブさんの実体験の濃度を濃くしてほしかったという残念な気持ちもあるのですが、次に本を出されるときに期待したいと思います。

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この記事を書いた人

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