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そらいろ
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【怒りがちな人へ】キミは、「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ

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今日は上司の発言でイライラしちゃった…
あんまり怒りたくないんだけどなぁ

怒る以外の方法を知ると心に余裕ができるんだって

今日は『キミは「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ』と言う本を読んだので、紹介していきたいと思います。

著者はモゲさんこと森瀬繁智さんという方です。

幸せなお金持ちになる方法を紹介している胡散臭い方(自称している)です。笑

怒らない方法を意識することで人生を好転させられるということで、一読の価値ありです。

目次

1章 怒りをぶつけるのではなく、自らのエネルギーに変える

1章は怒りについての導入部分で怒りに対する向き合い方を教えてくれます。

まず怒っても何も解決しません

怒っても問題は解決しない。逆に思考が固くなり問題解決ができなくなる。

怒って解決したことを成功体験にしない。怒れば上手くいくは「間違った学習」。

では怒りたくなったらどうすればいいかと言うと下記になります。

怒りそうになったら5秒間クールダウン。本当に伝えたいことを考える。

怒りの感情はエンジンになる。怒りをプラスに変える方法を考えよう。

2章 怒らない体質になる方法

人は下記の4つが不足すると怒りやすくなってしまいます。

睡眠不足

睡眠不足になると、体は疲れ、頭も心も空回りして思考停止に陥りイライラしやすくなります。
夜更かしはストレスの素です。

運動不足

運動をすると幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が分泌されるようになります。
セロトニンはストレスやイライラの緩和に繋がるのでお勧めです。

栄養不足

最近は美味しいものが多く、どうしても好きな物ばかり食べていると栄養が足らなくなってしまいます。
またダイエットなどで極度のカロリー制限などをしている人も慢性的に栄養が足りていません。
怒りやすい人は食生活に目を向けることも大切です。

勉強不足

イギリスのサセックス大学の研究チームによれば、「6分間の読書」は現代人のストレスの68%を軽減する効果があるとのこと。
少しの時間でも勉強をしていくことがストレス軽減に繋がります

3章 怒らないようにする気持ちの変え方

間違っているのではなく、違っているだけ

相手の行動が自分と異なっていてイライラしてしまうことがあります。

これは自分が正しく相手が間違っているというように考えてしまうことでイライラが発生してしまっています。

対処方法は、間違っているではなく違っているだけかを考えること。

間が頭につくかどうかで意味合いが大きく変わってきます。違っているだけであれば、怒る必要がないですからね。

本当に相手が間違っているときはあからさまに注意するのではなく、「自分ならこうする」という提案の形で指摘する方が穏便にことが運びます。

悪口をいう時間がもったいない

イライラを相手にぶつけられず、家に帰ってからも悶々とすることがあると思います。

人間なのでイライラを消化する際に考え込むのは仕方ないことですが、イライラするような相手のことを考える時間がもったいないとも言えます。

相手はその時間も好きに生きているわけなので、こちらばかり不利益を被るのはおかしな話です。

どうしても考えてしまうようであえば、友人などに面白おかしく話すとすっきりするかもしれません。

本書ではあだ名をつけることで笑い話にも出来ると紹介されています。

金持ちケンカせずを意識する

世の中は因果応報であり、自分のしたことは返ってきます。

それを理解している金持ちはケンカというマイナス行動はせず、自分からプラスになる行動を心がけているようです。

だから「金持ちケンカせず」ということらしいです。

金持ちがどうのこうのと言うよりは、怒るということが貧相なことであると意識づけ恥ずかしいと思うことでイライラの蓋が開かなくなるという話ですね。

お金の話に抵抗がある人は、自分の憧れている人はこの程度じゃ怒らないだろうなとか考えるといいと思います。

4章 嫌な相手のかわし方

嫌味を言ってくる相手に対する対応

嫌味のようなことを言ってくる相手には皮肉を込めた返事をすることが解決策になる。

「なんか最近太った?」と言う人には「そう?彼女が美味しい料理を作ってくれるからかな」のようにスマートな返しができると良いと書かれています。

暴力を振るってくる相手に対する対応

身体的な怒りに対してはその場凌ぎでは解決しません。

こういう相手からは離れるか、第三者に相談することが大切です。

どうにもならない時は法的手段も視野に入れて考えていくと良いです。

クレーマーに対する対応

理不尽なクレームをしてくる人は普段から「承認欲求」が足りていない人。もしくは人間的に未熟な人だと考えられます。

「かわいそうな人だな」という憐みの感情になることでイライラしなくなります。

言うことを聞かない相手に対する対応

部下や子供が言ったとおりに行動できない時にイライラしてしまうことがあります。

「支配的な怒り」というそうですが、そもそも人が自分の意図したとおりに行動すると思うことが間違っています

人をコントロールしようと考えてはいけません。

どうしても必要な付き合いであれば上記のような解決策を考えますが、基本的に怒りを覚えそうになる相手には近づかない離れることが大事です!

5章 怒らない習慣

指摘されたら自分を変えるチャンスと思え

指摘されて毎回イライラしていたらもったいないです。

未来の決定権は常に自分にあるので、その指摘が的を射ているなら自分を変えるチャンスだと思いましょう。

不満ではなく、「Iメッセージ」で伝える

相手に注意する際に、不満ばかり口にするのではなく「Iメッセージ」を加えると良いです。

「Iメッセージ」は自分の感情のことです。私がこう思ったから注意してますと伝えることで、相手とのよりよい人間関係に繋がります。

人を動かす感情は「喜び」か「恐れ」

人を動かすには「喜び」か「恐れ」の感情を与える必要があるようです。

人を動かしたいときには、「喜び」に導いた方が、相手の不満もたまらず動いてくれやすいことを理解することが大切です。

失敗した相手には怒る前に心配する

遅刻した相手などを批判してしまうと怒る習慣になってしまいます。

何か失敗した相手がいたら、「事故でもあったのかと思って心配してたよ」などまず心配してあげることが大切です。

心配された側からも信頼を獲得できるので一石二鳥になります。

怒れないのではなく怒らないという考え

怒らないという選択をしているという余裕が大切です。

本当は怒れるけど、今後のことも考えて怒らない選択をしたと考えるとイライラもせず人間関係にひびを入れずにすみます。

まとめ

今回は5章までまとめましたが、本書は6章まであります。

6章の内容は怒りを感謝や幸せに変える方法が書いてあります。

モゲさんの本職に近い部分だと思うので、こちらは実際の本で内容を確認頂ければと思います。

怒るということに、冷静に考えればそうだなと思うことを気づかせてくれる良書でした。

後、最後に「幸せになるお金持ちになる30の習慣」という付録が付いていますが、これがとても胡散臭いです。若干イラっとしますが、怒る以外の方法を知っていればスルー出来るはずです。笑

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