【SE直伝】勉強するべきプログラミング言語の選び方を解説!【おすすめはHTML】
こんにちは。
仕事でシステムエンジニアをしているそらいろです。
このページを見ている方はプログラミングを始めたいが何からやっていいか分からないと思っている方だと思います。
確かに調べてみるといろいろな言語があり、何からやった方がいいか分からないですよね。
しかもどれをやっても大体できることは似たようなものが書いてあったりします。
仕事でプログラミングをバチバチやっている僕から回答させて頂きます。
漠然とやってみたいと思っている方向けの言語
「HTML/CSS/javascript」をやってみてはいかがでしょうか。
これらはWebサイトを作成する際に使う言語になります。
「HTML/CSS/javascript」をおすすめする理由は下記になります。
①開発環境を用意しなくても始められる。
②学習難度が低い。
③副業として技術が役に立ちやすい。
開発環境を用意しなくても始められる。
初めての人にはこれが一番うれしいと思います。
よくわからないソフトをインストールしないと始められないとなったら、言語に触れるまでのハードルが異様に高くなります。
インストールに成功したとしてもそのソフトの操作方法が分からないと勉強もろくに進まないはずです。
その点「HTML/CSS/javascript」であれば、「ブラウザ」と「メモ帳」のみで始められます。
実行の方法は簡単で「.html」形式で保存したファイルをブラウザにドラッグドロップするだけです。
学習難度が低い
開発環境準備の段階で相当学習難度は低いですが、言語自体もそこまで難しくありません。
「HTML」と「CSS」については中学校の授業などでやったという方も多いのではないでしょうか。
僕も授業でやり、文字をキラキラさせたり横にスクロールする文字を表示させたりして楽しみながら勉強してました。
少しハードルが高いところでいうと「javascript」になるのですが、それでも他の言語に比べると難易度は低いです。
現在主流のオブジェクト指向という考え方で構築していくので、他の言語に挑戦する際にもjavascriptの知識は活かせます。
副業として技術が役に立ちやすい
Webサイトを作成できると仕事の幅が広がります。
例えば、クラウドソーシングで案件を受注できます。
数千円から数万円の仕事が数多く掲載されていて、かつ簡単なペライチのサイトを作成するような案件もあります。
一か月ちょっとの自主学習で狙うには少しばかり冒険感が強いですが、三か月ほどやってみて手ごたえがありそうであれば挑戦してみてもいいかもしれません。
後はアフィリエイトサイトを作成するときなどにも使用できます。
アフィリエイトをやるとしたらWordpressで始める方が多いと思いますが、自分でCSSやHTMLを記述してカスタマイズすることができます。
ただ、デザイン面の話になるとプログラミングとはまた別の技術が必要になるので別途勉強が必要になります。
作りたいものが決まっている方向けの言語
作りたいものが決まっているのであれば、それ用の言語を勉強した方がよいと思います。
ざっくり下記にやりたいことにマッチする言語をまとめました。
やりたいこと | 言語 |
---|---|
ホームページを作りたい | HTML/CSS/javascript |
Webサービスを作成したい | HTML/CSS/javascript/PHP |
Androidアプリを作りたい | Kotlin |
iOSアプリを作りたい | Swift |
Windowsアプリを作りたい | C# |
AIを作りたい | たぶんPython |
ホームページを作りたい
ホームページのような表示されるコンテンツが固定されているようなものは、「HTML/CSS/javascript」の3言語を習得することで作成可能です。
場合によっては「javascript」はなくても作成できます。
ちなみに単純にサイトを作りたいだけなら、WordPressのようなCMSを利用した方がいいものが作れると思います。
その場合でも「HTML/CSS」だけは押さえておいた方が自分好みのものを作成できます。
Webサービスを作成したい
Webサービスと呼んでるのは、掲示板とかSNSみたいなものです。
こういったサイトを作成する場合は、上述した「HTML/CSS/javascript」だけでは足りません。
データベースで登録されたデータ等を管理しないといけないため、サーバー側の処理を記述しなければいけません。
いろいろ言語はありますが、一般的な言語だと「PHP」を覚える必要があると思います。
また、DBの操作を行うため「SQL」言語の習得も必要になる場合があります。
サーバー側の話も入ってくるので、完全独学だときついかもしれません。
Androidアプリを作りたい
少し前までは「Java」を使用して開発することが多かったようですが、現在は「Kotlin」での開発が主流かと思います。
Android開発で使用する言語は移り変わりが早いのが特徴です。
クロスプラットフォームといってAndroidとIOSアプリを同じ言語で作れるものもあります。
作りたいアプリによって使用する技術が変わってきますので、やりたいことを明確にすることが大切かと思います。
iOSアプリを作りたい
これに関してはよくわからないです。
というのも僕がWindowsパソコンしかもっていないからです。
知っている範囲で話をしますが、MacやiPhoneなどに特化した「Swift」という言語が存在します。
Appleが作成した言語なのでiOSアプリを作成する場合はこれ一択になるのではないかと思います。
Windowsアプリを作りたい
.Net系の言語で作成するのが一般的です。
「C#」か「VB」のどちらかになると思いますが、どちらでやってもできることに大きく違いはないです。
プログラミング言語のランキングを見ても分かりますが、現在は「C#」の方が使われやすい傾向にあります。
特にこだわりがなければ「C#」で開発してみるのがいいかと思います。
AIを作りたい
AIを作るというのが表現上正しいのか分かりませんが、最新技術関連で主流なのは「Python」になります。
機械学習やディープラーニングに挑戦してみたいという方はこちらでよいと思います。
就職先が決まっている方向け
個人的には、会社で手取り足取り教えてもらえるはずなので特に自主勉強をする必要はないと思います。
僕の場合も未経験からの就職でしたが、研修やOJTですぐ慣れることができました。
もし基本情報試験や応用情報試験の資格を取得していない場合は、こちらの勉強をしておくことをお勧めします。
おそらく会社で取らされるので。
どうしても事前にやっておくという場合は、会社指定の言語でよいと思います。
会社指定の言語は募集要項などに記載されているかと思いますので確認してください。
新卒採用の場合は記載がないことがありますので、その場合は中途採用の募集要項を確認します。
「HTML/CSS/javascript」の記載がある場合にはこちらでいいと思います。
ない場合は、聞いたことある言語でよいと思います。
まとめ
以上となります。
おすすめは「HTML/CSS/javascript」ですね。
割と簡単なのですが、網羅的に勉強できるようなイメージです。
もちろんやりたいことが決まっている方は、それに必要な言語から初めていいと思います。
正直なところ個人で始めるのであれば大抵のことはどの言語でもできてしまうので、あまり深く考えずにやってみることが大切かなと思います。