【ONE PIECE考察】悪魔の実のモデルは夢の支配者オネイロス?そこから導き出せる考察とは

今回は悪魔の実について少し考えていきたいと思います。
悪魔の実についてはまだまだ謎が多いですが、少し切り込んでみました。
※他の人の考察をすべて見切れているわけではないので、もしかしたら既出のものもあるかもしれないです。そこは許してください。
悪魔の実のモデルは夢の支配者オネイロスか
まずオネイロスとは何かというと、ギリシャ神話に登場する夢の神々である「モルペウス」、「ポベートール」、「パンタソス」の総称です。
それぞれ見せる夢の種類や対象が異なるとされているのですが、これが悪魔の実の分類分けとだいぶ似ているのです。
夢の神 | 夢の対象 |
---|---|
モルペウス | 人の夢を象る |
ポベートール | 動物の夢を象る |
パンタソス | 非生物(大地、岩、木、水など)の夢を象る |
それぞれ「パラミシア」「ゾオン」「ロギア」と一致する箇所があるように感じないでしょうか。
夢の力では世界を制することはできない?
カイドウの発言で能力者が世界を制することはないというものがあります。
能力者が世界を制することはない!!!
ONE PIECE 1047話
世の中はうまくできてる
ロジャーが能力者じゃなかったように・・・!!!
覇気だけが!!!
全てを凌駕する!!!
この発言については、悪魔の実頼りの人物では世界を獲れないということだと考えていますが、能力者と夢を繋げるともう少し肉付けできそうです。
夢を見れるのは本人が睡眠状態にあるときであり、その夢の中でいくら強くても現実の世界では全く強さに影響しません。
いつまでも夢を見ているようでは世界を獲ることはできず、現実を見ろということを示しているのではないでしょうか。
ある巨大な王国は夢、20の王国の連合軍は現実主義で対立か
能力者が世界を制することはないという発言は空白の100年に置いてある巨大な王国が滅んだことに繋がっているかもしれません。
ある巨大な王国は笑い話のような夢を叶える思想のもとに成り立つ国であり、悪魔の実の起源もこの国にあるという可能性です。
それに対抗する現実主義の20の王国の連合軍と衝突し、夢は現実に負けるという歴史があった。
故に能力者(夢)は覇気(現実)に勝てないということを歴史自体が物語っているということなのかもしれません。
【物語予想】黒ひげ(夢)、世界政府(現実)、ルフィはその中立か
上記の考察通りで行くと、今後は夢 対 現実が色濃く描かれていく可能性が高いと言えそうです。
黒ひげ陣営は能力者狩りをし大量に夢(悪魔の実の能力)を集めていることから、夢に振り切った思想です。
世界政府はと言うと、悪魔の実の能力者も中にはいますが六式のような現実的な力を主と置いた組織と言えます。
夢か現実かという決着をつけることになりそうですが、個人的にはどちらも相容れる答えが示される方が良いと考えています。
であればその戦いに割って入れる人物が必要で、ニカに覚醒したルフィがそれを担うのが適切でしょうか。
支配なんかしねェよ
ONE PIECE 507話
この海で一番自由な奴が
海賊王だ!!!
ルフィが黒ひげ 対 世界政府に直接割って入るとは考えにくいので、身内の危機を聞いて戦いに巻き込まれた結果、意識せず戦いの仲裁を行う感じですかね。
それこそ白ひげ 対 世界政府の頂上戦争のスケールアップ版として描かれる可能性が高そうです。
Dの一族の”D”はDream説
Dの一族については、そのDという文字が何を指しているのか様々な考察がされており、有名どころではDawn(夜明け)の頭文字という考察もあります。
今回は夢関連でDはDreamの頭文字ではないかという点を考えます。
夢に関する描写で有名なのは黒ひげの下記の発言でしょうか。
人の夢は終わらねェ!!!!
ONE PIECE 第255話
またルフィに初めて懸賞金が付いた際にフーシャ村の村長が言った言葉も考察界では有名です。
…夢か 運命(さだめ)か…
ONE PIECE 第96話
また1話のタイトルになっている「ROMANCE DAWN」のロマンについても夢という単語にかかってきそうです。
これら以外にも結構な量、夢に関する描写が描かれていることから、Dの意志とはある巨大な王国が目指した夢の思想を引き継ぐ意志のことだと考えることができそうです。
まとめ
悪魔の実は、ギリシャ神話のオネイロスの3神がベースになっているという考察でした。
次回は黒ひげの考察を考えています。というよりも黒ひげの考察がしたくて今回の悪魔の実と夢の考察を出しました。
黒ひげは生まれてから一度も寝たことがない体質や「人の夢は終わらねえ」発言など、夢にまつわる描写が多い点で今回の考察と絡められます。またあの特徴的な「ゼハハハ」と言う笑い方も…
と言うことで今回はここまで。